導入(感情先行)
※これは幼稚園時代の個人的な体験記です。特定の人物や出来事を責める意図はなく、当時感じていたことをそのまま残しています。
※少し重たい内容が含まれます。
僕は幼稚園の通学が嫌でした。
朝、家を出る時間になると、もう気持ちは重くなっていました。
まだ何も始まっていないのに、
「今日も始まるな」と思っていました。
幼稚園の通学
当時の通学は、地区の子どもたちが集まって、みんなで小学校と幼稚園へ歩いて行く方式でした。
一番上は小学6年生、一番下は幼稚園。
僕は幼稚園でした。
集合場所まで行き、そこからみんなで学校へ向かいます。
幼稚園の足なので、学校まで20〜30分くらいかかっていたと思います。
一番つらかったのは家を出る瞬間
一番つらかったのは、通学の途中ではありません。
家を出る瞬間でした。
朝起きて、ご飯を食べて、準備をして、家を出る。
その時に思っていたのは、
「行きたくないな」
「なんで僕だけなんだ」
という気持ちでした。
テレビを見ていると、このまま家にいたいと思っていました。
でも当時の僕の頭の中には、
「学校や幼稚園は休んではいけない」
「行くのが当然」
という考えしかありませんでした。
だから休むという選択肢はありませんでした。
行くしかない、と思っていました。
集合場所
集合場所は、その地区の一番北側にありました。
そこだけ道が少し広がっていて、
車が3〜4台くらいすれ違えるくらいのスペースがありました。
普段の道は普通車1台が通れるくらいの細い道なのに、
そこだけ少し広場のようになっていました。
左右には家が並んでいて、
真ん中だけぽっかり空間があるような場所でした。
ちょうど、いちょうの葉の形みたいに、
その部分だけ少し広がっている感じです。
そこが、みんなの集合場所でした。
「今日も始まるな」
集合場所に着くと、いつも思っていました。
「今日も始まるな」
まだ学校にも着いていないのに、もう始まっている。
そんな感覚でした。
そこから学校まで20〜30分。
その時間が本当に嫌でした。
通学の時間に起きていたこと
その時間が嫌だった理由があります。
高学年のグループにやられていました。
人数は4〜5人だったのか、もっと多かったのかは覚えていません。
一人ではなく、グループでした。
僕は一人。
完全に一対多数の状態でした。
今でも覚えている二つのこと
はっきり覚えていることが二つあります。
通学旗の竹の棒で、太ももの裏をペシペシ叩かれること。
もう一つは、ズボンをずらされること。
パンツは丸見えでした。
周りは笑っていました。
パンツ自体も下げられたのかどうかは、今ははっきり覚えていません。
でも、ズボンをずらされてパンツが見える状態になっていたことは、はっきり覚えています。
おばあちゃんが来てくれた日
僕はこのことを、おばあちゃんに言いました。
そして、ある日おばあちゃんが学校まで来てくれました。
「うちのしげきろくをいじめんな」
そんな感じで言ってくれたと思います。
僕はそれが本当に嬉しかったです。
今でも覚えている通学の20分
あの通学の20〜30分は、今でも覚えています。
僕は今、40代後半になりました。
この世の中には、今もきっといじめられている子がいると思います。
誰にも言えない子もいると思います。
僕は、その人に向けてこの話を書きました。
「こういうことがあった人もいる」
ということを伝えたくて書きました。
時間が経つと、世界が変わることもあります。
違う場所、違う世界線になることもあります。
僕自身、そのあとたくさんの人に出会いました。
楽しいこともありました。
面白いこともありました。
大切な人にも出会えました。
子どもにも出会えました。
だから、もし今つらい時間を過ごしている人がいたら。
少なくとも、僕はあなたの味方です。
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子どもと過ごす時間の中で、ふっと気持ちが軽くなる瞬間もあります。

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