Sunoを使って、曲作りを試しています。
最初は、ここまで広がるとは思っていませんでした。
僕が作っている「異世界工場に咲くふたり」という漫画があります。
その世界観を少し広げられたらいいな、くらいの気持ちでした。
でも実際に触ってみると、Sunoはただ曲を自動で作ってくれるだけの道具ではありませんでした。
歌詞を考える。
曲調を決める。
イントロを指定する。
ギターの入り方を考える。
女性デュエットに寄せる。
できた曲を聴いて、採用するか判断する。
思っていたより、かなり「作る側の判断」が必要でした。
Sunoで曲作りを始めた理由
きっかけは、自分の漫画の世界観を広げたいと思ったことでした。
「異世界工場に咲くふたり」は、工場を舞台にした漫画です。
安全、確認、声かけ、帰る場所。
そういう現場の空気を、漫画だけではなく音楽でも表現できたら面白いと思いました。
最初は、OPテーマやEDテーマのようなものを作れたらいいな、くらいでした。
でも、実際にSunoで曲を作ってみると、工場で使ってきた言葉そのものが曲になることに気づきました。
工場ワードが曲になる面白さ
今回試しているのは、工場ワードをテーマにした曲作りです。
たとえば、
・安全第一
・三現主義
・五現主義
・ゼロ災
・3S
こういう言葉です。
工場で働いている人にはなじみがあります。
でも、普通に説明すると少しかたい言葉でもあります。
安全第一と言われても、標語っぽく聞こえることがあります。
三現主義、五現主義と言われても、知らない人には少し難しく感じるかもしれません。
でも、それを歌にすると少し印象が変わります。
安全第一は、誰かを無事に帰すための考え方になる。
三現主義は、現場へ行き、現物を見て、現実を確かめる歌になる。
五現主義は、さらに原理原則まで戻って考える、少し深いテーマになる。
工場で使ってきた言葉が、まさか自分の作品の主題歌みたいになるとは思っていませんでした。
AIが勝手に作るというより、こちらが方向を決める
Sunoを触る前は、AI作曲というと、
「AIが勝手にいい感じの曲を作ってくれる」
というイメージが少しありました。
でも実際は違いました。
どんな曲にしたいのか。
誰が歌っているイメージなのか。
どんな楽器を前に出したいのか。
どこで盛り上げたいのか。
どんな言葉をサビに置きたいのか。
ここを決めないと、なかなか自分の作品には近づきません。
僕の場合は、女性デュエットにしたい。
工場アニメっぽくしたい。
ギターを強めにしたい。
でも、暗すぎず前向きに終わりたい。
そういう方向を少しずつ言葉にしていきました。
歌詞と演奏指示は分ける必要があった
使ってみて面白かったのが、歌詞と演奏指示の違いです。
たとえば、ギターで「ジャッ、ジャッ、ジャッ」と鳴らしたい場面があります。
でも、それを歌詞として書いてしまうと、歌として歌われる可能性があります。
僕がやりたいのは、歌わせることではありません。
ギターに鳴らしてほしい。
だから、歌詞として書くのではなく、演奏指示として入れる必要がありました。
こういう細かい違いは、実際にやってみないと分かりません。
作ってみる。
聴いてみる。
思っていたものと違う。
言葉を直す。
もう一度作る。
この繰り返しです。
工場でいうと、現場で動かしながら調整していく感覚に近いです。
最後に選ぶのは、やっぱり人間
Sunoは曲を作ってくれます。
でも、どの曲を採用するかは自分で決めます。
この曲は作品に合っているか。
安全を軽く扱っていないか。
現場を馬鹿にしていないか。
働く人を肯定できているか。
前向きな余韻が残るか。
そこは、AIではなく自分が判断する部分だと思いました。
AI作曲は便利です。
でも、全部任せるものではありません。
最後の判断は人間がする。
これは、ブログを書くときも、漫画を作るときも、曲を作るときも同じだと感じました。
ブログ・漫画・LINEスタンプ・音楽がつながってきた
今まで、ブログを書いて、漫画を作って、LINEスタンプも作ってきました。
そこにSunoで作った音楽が加わると、作品の見え方が少し変わります。
同じキャラクターでも、曲があるだけで世界が広がります。
漫画のOPテーマ。
仕事終わりのEDテーマ。
安全第一の特別曲。
工場ワードのロック曲。
少し前なら、自分がそんなことを考えるとは思っていませんでした。
でも今は、AIを使えば試すことができます。
もちろん、まだ完成ではありません。
今も試行錯誤中です。
でも、その試行錯誤も含めて面白いです。
Sunoは実体験を音に変える道具かもしれない
今回Sunoを使って感じたのは、AI作曲は音楽経験者だけのものではないということです。
もちろん、音楽の知識がある人なら、もっと深く使えると思います。
でも、音楽に詳しくなくても、自分の経験や言葉を曲にすることはできます。
僕の場合は、工場で使ってきた言葉でした。
安全第一。
三現主義。
五現主義。
ゼロ災。
3S。
こういう言葉が、Sunoを通すことで曲になっていく。
これは、ただの遊びで終わらない可能性があると感じました。
Sunoは、AIが勝手に曲を作る道具というより、自分の中にある経験や言葉を、音楽に変換する道具なのかもしれません。
まだうまく使いこなせているわけではありません。
それでも、
「できるものは、とりあえずやってみる」
という意味では、かなり面白い挑戦になっています。
ブログ、漫画、LINEスタンプ、そして音楽。
少しずつ、自分の中の言葉が別の形になってきました。
Sunoは、その広がりを作るための道具として、かなり可能性があると感じています。

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