「ブログを書いてみたい!」
ある日、小学生のわが子がそう言い出したら、
うれしい気持ちと同時に、少し不安になりませんか?
顔出しは大丈夫?
場所が特定されたら?
知らない人から連絡が来たら?
私も4児の父として、同じように立ち止まりました。
ブログは、きちんとルールを決めれば、
子どもにとって“危険な場所”ではなく
「安全に発信を練習できる場所」になります。
この記事では、一般家庭でもできる「安心の安全設計ガイド」として
小学生が安心してブログを始めるための安全対策をまとめました。
この記事は14分で読めます。(少し長いです)
しかし私なりに起こりうるかもしれないリスクを想定しました。この14分が、お子さんの大切な未来を守り、親子で新しい一歩を踏み出すきっかけになると信じているのでご参考になれば幸いです。
🛡️ 先に結論:今日からできる3つの安全管理
- 「住所」が特定される情報を原則として避ける
- 公開範囲を「家族・友人」に絞ることから始める【練習期間を設ける】
- 写真は「位置情報オフ」+「背景チェック」を徹底する
「具体的にどうすればいいの?」というポイントを、順に解説していきます。
1. 小学生がブログを書く際に知っておきたい4つの「危険」
「うちの子は大丈夫」と思っていても、ネットの世界では意外な落とし穴があります。子どもがブログを安全に楽しむために、まずは以下のリスクを知っておきましょう。
- 📍 位置情報(GPS)による特定写真データに「住所スタンプ」が残っていると、自宅や学校が分かってしまうことがあります。
- 👥 第三者の映り込みトラブルわが子だけでなく、お友達の顔、近所のお家の表札、他人の車のナンバーが映り込むことで、思わぬトラブルに発展するケースが増えています。
- 📱 親のSNSによる拡散ブログ自体は限定公開でも、親が自分のSNS(XやInstagram)で不用意にURLを拡散してしまうと、一気にリスクが高まります。
- ⏳ 将来の「消したい過去(黒歴史)」に今は微笑ましい記事でも、数年後、成長した本人が「消したい」と思うかもしれません。一度ネットに出た情報は完全には消せない、という認識が親子共に必要です。
2. 子どもの個人情報を守る「5つのルール」
小学生がブログを始める際の安全対策として、以下の5つを約束事にしましょう。
① 名前や場所は「ぼかす」のが原則
本名や学校名は避け、ニックネームを使いましょう。
また、プロフィール欄に学年や住んでいる地域を詳しく書きすぎないことも、特定を防ぐための大切なポイントです。
② 顔写真は「加工」か「後ろ姿」で
将来のプライバシーを考え、スタンプで顔を隠したり、後ろ姿の写真を活用しましょう。
③ 写真の「位置情報」を必ず確認
スマホのカメラ設定で位置情報をオフにします。さらに、**「スクリーンショット(画面保存)した画像」**を使うと、多くのケースで元のGPS情報は引き継がれません(※サービスにより例外があるため、過信は禁物です)。さらに「※スクショしても、画像に写り込んでいる看板や景色から場所が特定されるリスクは変わらないので注意しましょう」
④ コメント欄は「承認制」にする
見知らぬ人との接触を避けるため、親が内容を確認してから表示される設定、もしくはコメント欄を閉じる設定をおすすめします。
⑤ 定期的な「見直し」と「削除」
本人の成長に合わせて、過去の記事を非公開にしたり、整理したりする「メンテナンス」を親子で行いましょう。
3. 公開範囲を賢く選ぶ(具体例)
すべてを全世界に公開する必要はありません。目的やスキルに合わせて選びましょう。
| 設定方法 | 具体的なサービス例 | おすすめ度 |
| 家族・友人限定 | WordPress(パスワード保護)、note(限定公開) | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| 承認した人のみ | アメブロ(アメンバー限定)、Instagram(鍵垢) | ⭐⭐⭐⭐ |
| 全体公開 | 各種ブログサービス | ⭐⭐ |
迷ったら、まずは「家族・友人限定」の設定から始めるのが、最も安心です。
4. ブログが育む「未来への可能性」
リスクばかりではありません。正しく運営すれば、ブログはお子さんにとって一生モノの財産になります。
- 「言語化する力」:自分の気持ちを言葉にする練習になります。
- 「思考の整理」:経験したことを振り返る力がつきます。
- 「自己肯定感」:自分の作品が形に残ることで、自信に繋がります。
「ネットは危ないからダメ」と禁止するのではなく、**「安全な歩き方を一緒に学ぶ」**ことが、これからのデジタル時代を生き抜く力になります。
🌊 これからの“ネットの航海”に向けて
これからお子さんは、LINE、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok、YouTube……。さまざまなSNSの海に出ていく時代を生きていきます。
ブログは、その最初の**「小さな練習の港」**かもしれません。
いきなり大海原に出るのではなく、安全な場所で、親子でルールを決めながら、ネットとの付き合い方を少しずつ学んでいく。家族でも友達でも親戚でもない赤の他人との距離感の練習。その経験が、将来の**“安全な航海術”**につながっていくのだと思っています。
すべてのご家庭にブログをおすすめするわけではありませんが、もし始めるなら、**「迷ったら載せない」**を合言葉に。
お子さんのキラキラした好奇心を、優しい手で包んであげてくださいね。
※1「生活感の断片」を甘く見ない: 「お友達のランドセルの色、地域のゴミ袋、近所のスーパーのレジ袋。これら一つひとつが、パズルのピースのように住所を特定するヒントになります。芸能人のお子さんを想定して守るなら、背景は『ただの壁』か、みんなが知っている大きなテーマパークの中とかでしょうか。
※2「時間差」の概念を入れる: 「『今』撮って『今』出すのが一番危険です。パーク内だと捜索される可能性も、あります。数時間のタイムラグ(時間差)を作るだけで、リアルタイムの追跡リスクは激減します」という事も大事です!
この記事を書いた人:シゲキロク
子どもがブログを安全に運営するための対策について、実際に自分のスマホで操作を確認しながらまとめています。機種やサービスによって設定は異なりますので、必ずご自身の環境でチェックしてみてくださいね。

コメント