最終確認:2026年10月29日(日本時間)
最近、サイバー攻撃のニュースが本当に多いと感じています。
企業のシステムが攻撃された、個人情報が流出した、サービスが停止した。そんなニュースを見かけるたびに、僕はあることが気になってしまいます。
「僕のビットコインと柴犬コイン、本当に大丈夫なのかな?」
実は僕、わずかばかりですが、ビットコイン(BTC)と柴犬コイン(SHIB)を保有しています。
ビットコインとの付き合いは2017年ごろから。いわゆるビットコイナーの一人です。
といっても、大きな資産を運用している投資家というわけではありません。ごく普通の個人利用者です。
保有している暗号資産は、国内の暗号資産交換業者であるbitFlyer(ビットフライヤー)に預けています。
これまでにも、日本や海外で暗号資産が盗まれたというニュースを何度も見てきました。
そのたびに気にはなっていたものの、最近のサイバー攻撃のニュースを見ていると、さすがに少し不安になってきました。
そこで今回は、まずAIのGrokに世界の暗号資産流出事件について調べてもらい、さらにChatGPTにも情報を確認してもらいました。
特に気になったのは、最近話題になっているPHPの脆弱性と暗号資産の盗難には関係があるのかということです。
僕自身、専門的なセキュリティの知識が豊富なわけではありません。
だからこそ、難しい専門用語をできるだけ使わず、僕と同じような一般利用者の目線で整理してみたいと思います。
※この記事は暗号資産の購入や売却を勧めるものではありません。2026年10月29日時点で確認できた公開情報をもとに、安全性について考えた記録です。
そもそもビットコインは本当に盗まれるの?
最初に整理したいのは、ニュースでよく見る「ビットコインが盗まれた」という表現です。
実は、これには大きく分けて二つの意味があります。
- ビットコインを動かす仕組みそのものに問題がある
- ビットコインを管理している取引所やウォレットが攻撃される
この二つは、似ているようで別の問題です。
ビットコインは、ブロックチェーンという仕組みで取引の記録を管理しています。
一方、bitFlyerなどの取引所は、利用者がビットコインを売買したり保管したりするためのサービスです。
例えば、銀行のインターネットサービスが不正アクセスを受けたとしても、それだけで日本円という通貨の仕組みそのものが壊れたことにはなりません。
暗号資産でも、これに近い区別が必要です。
過去の大規模な流出事件の多くは、取引所の管理体制、秘密鍵の管理、関連サービスなどに問題が発生した事例です。
つまり、ビットコインの仕組みが正常に動いていても、預けている場所から盗まれる可能性はあるということです。
日本でも過去に大きな暗号資産流出事件が起きている
僕がビットコインに関心を持ち始めた2017年ごろから、暗号資産のニュースは何度も大きな話題になりました。
改めて調べると、日本国内でも相当な金額の流出事件が発生しています。
| 発生時期 | 事業者 | 被害規模 |
|---|---|---|
| 2014年2月 | Mt.Gox | 約470億円 |
| 2018年1月 | Coincheck | 約580億円 |
| 2018年9月 | Zaif | 約70億円 |
| 2024年5月 | DMM Bitcoin | 約482億円 |
※被害額は金融庁の公表資料などに基づく当時の概算です。流出した暗号資産の種類や評価時点は事件によって異なります。
2018年のCoincheck事件
特に印象に残っているのが、2018年のCoincheck事件です。
約580億円相当のNEM(ネム)が不正に外部へ送信されました。
これはビットコインではありませんが、暗号資産を取引所に預けるリスクを考えるうえで重要な事件でした。
金融庁もこの事件を受け、業務改善命令を出しています。
2024年のDMM Bitcoin事件
そして、比較的新しい国内の事例がDMM Bitcoinです。
2024年5月31日、4,502.9BTC、当時の評価額で約482億円相当のビットコインが不正流出しました。
金融庁の後年の資料では、関連事業者を狙ったソーシャルエンジニアリングが原因として整理されています。
ソーシャルエンジニアリングとは、人をだましたり、信用させたりして、重要な情報やシステムへのアクセスを手に入れる手口です。
つまり、高度なプログラムの問題だけでなく、人間や業務上のつながりも攻撃の入口になるということです。
こうした事件を振り返ると、僕が不安になるのも無理はないと思います。
何百億円という金額が動く世界です。
わずかな金額しか保有していない僕にとっても、他人事ではありません。
Grokに2026年の暗号資産サイバー攻撃を調べてもらった
そこで今回、Grokに2026年10月29日時点の世界の暗号資産関連のサイバー攻撃について調査してもらいました。
調査結果には、世界各地の取引所、ウォレット、DeFi(分散型金融)、ブリッジなどを狙った攻撃が多数紹介されていました。
また、北朝鮮関連とされる攻撃グループ、秘密鍵の盗難、フィッシング、ハードウェアウォレット関連の問題など、さまざまなリスクも挙げられていました。
ただし、ここは注意が必要です。
Grokが提示した2026年の事件件数、被害総額、個別事件の金額については、すべてを独立して確認できたわけではありません。
そのため、この記事では未確認の数字を確定情報として掲載することは避けます。
AIが出してくれた情報は、調査の入口としては便利です。
しかし、特に金融やセキュリティに関する話題では、公式発表や信頼できる資料との照合が欠かせません。
今回の調査で僕が重要だと感じたのは、被害額の大きさ以上に、攻撃される場所がいくつもあるということでした。
暗号資産はどこから盗まれるの?
専門的な説明をできるだけ簡単にすると、注意したい場所は主に次のとおりです。
① 暗号資産取引所
bitFlyerのように、利用者が暗号資産を売買したり預けたりするサービスです。
取引所の管理システムや秘密鍵が攻撃されると、大きな被害につながる可能性があります。
② 自分のアカウント
取引所そのものが攻撃されなくても、自分のログイン情報が盗まれる場合があります。
偽メールや偽サイトに誘導され、パスワードや認証情報を入力してしまうケースです。
これがフィッシング詐欺です。
③ 自分で管理するウォレット
取引所に預けず、自分で暗号資産を管理する方法もあります。
ただし、秘密鍵やシードフレーズを紛失したり、他人に知られたりすると、資産を取り戻せなくなる可能性があります。
④ 暗号資産を移動させる関連サービス
異なるブロックチェーンの間で暗号資産を移動させるブリッジなども攻撃対象になります。
ブリッジの問題と、ビットコイン本体の仕組みの問題は区別して考える必要があります。
つまり、暗号資産を守るには、単に「ビットコインは安全か」と考えるだけでは不十分なのです。
僕の柴犬コイン(SHIB)は大丈夫なのか?
僕が保有している暗号資産は、ビットコインだけではありません。
柴犬コイン、正式にはShiba Inu(SHIB)も少し持っています。
SHIBは、イーサリアム上で発行されている暗号資産です。
Grokの調査では、SHIBのトークンそのものと、関連するShibariumなどのサービスを分けて考える必要があると説明されていました。
これは重要な区別だと思います。
仮に関連サービスで問題が発生したとしても、それだけで自分がbitFlyerに預けているSHIBが直接流出したことにはなりません。
ただし、だからといってSHIBが絶対に安全という意味でもありません。
暗号資産には、サイバー攻撃以外にも価格変動という大きなリスクがあります。
盗まれなくても、価格が大きく下がれば資産価値は減ってしまいます。
僕の場合は少額保有ですが、セキュリティと価格変動は別々に考える必要があると感じました。
僕が預けているbitFlyerの安全対策を調べてみた
ここからが、僕にとって一番気になる部分です。
僕はビットコインと柴犬コインをbitFlyerに預けています。
では、bitFlyerはどのような安全対策をしているのでしょうか。
公式サイトを確認すると、複数の対策が説明されていました。
コールドウォレット
コールドウォレットとは、インターネットから切り離した状態で暗号資産を管理する仕組みです。
インターネットにつながっているウォレットより、外部から直接攻撃される危険を減らせます。
bitFlyerは、送付などに必要な最小限を除き、暗号資産をコールドウォレットで管理していると説明しています。
マルチシグ
マルチシグとは、暗号資産を移動させるときに複数の署名を必要とする仕組みです。
例えば、重要な金庫を開けるために複数の鍵が必要になるようなイメージです。
一つの鍵が盗まれただけでは、簡単に資産を動かせないようにする考え方です。
顧客資産の管理
暗号資産交換業者には、顧客資産を適切に管理するための法令上の義務があります。
ただし、法律上の管理義務やセキュリティ対策があるからといって、流出事故が絶対に起きないとは限りません。
僕としては、こうした対策が公開されていることは安心材料の一つになります。
一方で、公開されている説明だけで、現在の内部システムの安全性を完全に判断できるわけではありません。
「安全対策を実施している」と「絶対に盗まれない」は違う。
ここは忘れないようにしたいと思います。
万が一bitFlyerから盗まれたら補償されるの?
これも気になったので確認しました。
bitFlyerの公式サイトには、過去の不正な日本円出金に関する補償制度の説明が残っています。
しかし、この制度は2021年6月1日で終了しています。
そのため、昔の補償制度を見て「今も必ず補償してもらえる」と判断することはできません。
また、日本円の不正出金と、暗号資産そのものの不正送付では、問題の内容も異なります。
実際に事故が起きた場合の対応は、事故の原因、適用される規約、事業者の対応などによって変わります。
僕としては、補償されることを前提にするより、まず自分のアカウントを守ることが大切だと感じました。
2026年10月のPHP脆弱性はビットコインにも関係するの?
今回、僕がもう一つ気になったのがPHPの問題です。
PHPとは、WebサイトやWebサービスを動かすために使われるプログラミング言語の一つです。
WordPressでもPHPが使われています。
2026年10月には、PHPに重大な脆弱性が見つかり、海外のサイバーセキュリティ機関が注意を呼びかけました。
公表された脆弱性は次の二つです。
- CVE-2026-109618
- CVE-2026-109619
条件によっては、攻撃者が認証なしでサーバー上のプログラムを実行できる可能性があるとされています。
これはWebサイトの運営者にとって重大な問題です。
PHPの問題でビットコイン自体が壊れるわけではない
ここが今回の調査で、僕が特に理解しておきたかったところです。
ビットコインのブロックチェーンと、PHPで動いているWebサイトは別の仕組みです。
したがって、PHPに脆弱性が見つかったからといって、それだけでビットコインそのものが盗まれるわけではありません。
ただし、取引所や関連サービスが脆弱なPHPを利用していた場合、そのシステムが攻撃対象になる可能性はあります。
例えば、Webサービスが侵入され、そこから別の重要なシステムへ攻撃が広がるような危険です。
もっとも、bitFlyerのシステムが今回のPHP脆弱性の影響を受けているという事実は、今回確認した公開資料からは判断できません。
また、過去の暗号資産流出事件が今回のPHP脆弱性によって起きたという証拠もありません。
つまり、僕なりに整理すると次のようになります。
| 疑問 | 調べた結果 |
|---|---|
| PHPの問題でBTCの仕組みが壊れる? | 直接の関係はない |
| PHPの問題で取引所が攻撃される可能性は? | 使用環境によってはあり得る |
| bitFlyerが今回の脆弱性の影響を受けている? | 公開資料だけでは確認できない |
| 過去の流出事件の原因が今回のPHP問題? | そのような因果関係は確認できない |
ちなみに、僕自身もWordPressでブログを運営しています。
PHPの問題は、暗号資産だけでなく、自分のブログの安全性にも関係する話です。
WordPressやプラグイン、サーバー環境の更新についても、今まで以上に注意していきたいと思います。
取引所に預けるのと、自分で管理するのはどちらが安全?
調べているうちに、もう一つの疑問が出てきました。
それなら、bitFlyerから暗号資産を移して、自分で管理した方が安全なのでしょうか。
これについては、どちらにもメリットとデメリットがあります。
| 比較 | 取引所に預ける | 自分で管理する |
|---|---|---|
| 秘密鍵の管理 | 主に取引所 | 自分自身 |
| 取引所の流出リスク | 影響を受ける可能性 | 保管資産への直接的な依存を減らせる |
| 秘密鍵の紛失 | 利用者自身は通常管理しない | 資産を失う可能性 |
| 操作の難しさ | 比較的簡単 | 知識が必要 |
| 費用 | 取引・送付などの手数料 | 機器代や送付手数料など |
暗号資産の世界では「Not your keys, not your coins」という言葉があります。
秘密鍵を自分で管理していなければ、暗号資産を完全に自分で管理しているとはいえない、という考え方です。
確かに、取引所に預けている限り、取引所側のリスクを完全になくすことはできません。
しかし、自分で管理する場合には、秘密鍵やシードフレーズを安全に保管する責任が生じます。
秘密鍵をなくしたり、偽サイトに入力したりすれば、自分自身の操作によって資産を失う可能性もあります。
僕のような少額保有者の場合、ハードウェアウォレットの購入費用や送付手数料も無視できません。
自分で管理すれば必ず安全になる、という単純な話ではなさそうです。
今のところ、僕はすぐに資産を移動させるのではなく、まずbitFlyerのアカウント設定を確認することから始めたいと思います。
僕のような一般利用者が今すぐ確認したいこと
今回の調査で、特に重要だと感じた対策を整理しました。
① 二段階認証を確認する
パスワードだけでログインできる状態より、追加の認証を設定している方が安全性を高められます。
認証アプリなど、取引所が提供する安全な認証方法を確認したいところです。
② パスワードを使い回さない
他のサービスと同じパスワードを使っていると、別のサービスから情報が流出した際に危険が広がります。
暗号資産の取引所では、独自の強いパスワードを使用することが大切です。
③ 偽メールや偽サイトに注意する
「アカウントが停止されます」「本人確認が必要です」といったメールが届いても、すぐにリンクを開かないようにしたいと思います。
公式アプリや、自分で登録したブックマークからアクセスする方が安全です。
④ 登録メールアドレスも守る
取引所のアカウントだけでなく、登録しているメールアドレスも重要です。
メールアカウントが乗っ取られると、パスワード再設定などに悪用される可能性があります。
⑤ 出金先やログイン履歴を確認する
身に覚えのないログイン通知、出金先アドレスの変更、不審な取引がないか確認します。
何か異常があれば、公式のサポート窓口から確認する必要があります。
⑥ 秘密鍵やシードフレーズを他人に教えない
自分でウォレットを管理する場合、秘密鍵やシードフレーズは特に重要です。
公式サポートを名乗る相手であっても、教えてはいけません。
また、インターネット上のAIサービスに秘密鍵やシードフレーズを入力することも避けるべきです。
結局、僕のビットコインと柴犬コインは大丈夫なのか?
今回、GrokとChatGPTを使って調べてみましたが、最終的にわかったのは、残念ながら「絶対に大丈夫」とはいえないということでした。
ビットコインの仕組み自体に問題がなくても、取引所や利用者のアカウントが攻撃される可能性はあります。
一方で、ニュースで暗号資産が盗まれたと報じられるたびに、自分の保有しているビットコインや柴犬コインまで危険な状態になっているとは限りません。
今回調べたbitFlyerでは、コールドウォレットやマルチシグなどの安全対策が公式に説明されています。
ただし、それだけで将来の事故を完全に防げると保証されるわけでもありません。
そして、2026年10月に問題となったPHPの脆弱性も、ビットコインの仕組みそのものとは別の話です。
僕としては、ニュースの見出しだけで不安になるのではなく、何が攻撃されたのか、どこに問題があったのか、自分が利用しているサービスと関係があるのかを確認することが大切だと感じました。
まとめ|少額でも自分のお金だから気になる
2017年ごろからビットコインを保有している僕ですが、今でも暗号資産の仕組みをすべて理解しているわけではありません。
ただ、これまで何度も大きな流出事件のニュースを見てきました。
2018年のCoincheck事件、2024年のDMM Bitcoin事件、そして海外で繰り返されるサイバー攻撃。
こうしたニュースを見るたびに、やっぱり気になります。
「僕のわずかなビットコインと柴犬コインは、本当に大丈夫なのかな」と。
今回調べてみて、少なくとも、ビットコインそのものの問題と、取引所の問題、自分のアカウントの問題は分けて考えられるようになりました。
そして、PHPの脆弱性についても、暗号資産とまったく無関係とはいえないものの、直接同じ問題ではないことがわかりました。
今後もbitFlyerを利用し続けるか、自分でウォレットを管理するかについては、費用や管理の難しさも含めて考えていきたいと思います。
まずは、自分のアカウントの二段階認証やパスワード、ログイン履歴などを確認するところから始めます。
大切なのは、不安だからと慌てて動くのではなく、何が危険なのかを知って、自分でできる対策をすること。
わずかな金額かもしれませんが、僕にとっては自分のお金です。
これからも暗号資産のニュースをチェックしながら、できるだけ安全に保有していきたいと思います。
同じように、少額のビットコインや柴犬コインを保有している人にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
参考資料・公式リンク
- bitFlyer公式|セキュリティ対策
- bitFlyer公式|過去の不正出金補償制度
- 金融庁|Coincheck事件への対応
- 金融庁掲載資料|暗号資産関連犯罪の拡大(PDF)
- 金融庁|過去の重大インシデントの振り返り(PDF)
- 英国NCSC|PHPの重大な脆弱性(英語)
- オランダNCSC|PHP脆弱性の最新情報(英語)
※本記事は2026年10月29日時点の公開情報と筆者の個人的な感想をもとに作成しています。暗号資産の安全性、補償条件、サービス内容は変更される場合があります。投資判断や資産管理は、ご自身で最新の公式情報を確認したうえで行ってください。


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