1990年2月11日発売の「ドラゴンクエストIV」。
当時の売り文句は、はっきりしていました。
人工知能搭載。
仲間が自動で動く。
それが衝撃でした。
最近AIという言葉をよく聞くようになりました。
僕も最初は、ChatGPTやGeminiが最初の出会いだと思っていました。
でも違いました。
僕はもっと前から触れていたのです。それは、ドラクエでした。
ドラクエ3の確定ボタン(1988年)
ドラクエ3では、4人全員のコマンドを自分で入力していました。
「たたかう」
「ホイミ」
「ぼうぎょ」
誰を回復するか。
誰を守るか。
最後の4人目の確定ボタンは、いつも慎重でした。
押し間違えれば、流れが崩れる。
すべてが自分の責任でした。
ドラクエ4の人工知能(1990年)
ドラクエ4では、「さくせん」が導入されました。
仲間が自分で判断して動く。
当時の僕は、素直に思いました。
「便利だな」と。
4人分いちいち入力しなくていい。
でもその代わり、主人公の行動が最後の確定になります。
ボス戦では、本当に迷いました。
「これでいいのか。」
僕は基本的に「命を大事に」派でした。
道中は「じゅもんせつやく」。
MPはなるべく温存したい。
余裕があるときだけ「いろいろやろうぜ」。
仲間がどんな行動をするのか、少し遊びで見ていました。
でも危ない場面ではやりません。
仲間がやられそうなとき、絶対にやられたくなかった。
敵に、仲間を倒させたくなかった。
HPが赤くなったターンは、
次のターンで必ず回復すると決めていました。
ベホマは確実にその仲間へ。
賢者の石も、使うと決めたら確実に使う。
迷いすぎたときや、確実に操作したい場面では「めいれいさせろ」。
レベル上げで毒針を使うときも、細かく操作していました。
楽はしたい。
でも、リスクは残さない。
それが僕の作戦でした。
今のAIとの距離感
今のAIも、どこか似ています。
提案はしてくれる。
整理もしてくれる。
でも最後に決めるのは、僕です。
普段は任せる。
でも大事な場面では、自分で細かく指示を出す。
HPが赤いまま公開しない。
確定ボタンは、僕が押す。
だから僕は、
AIに対しても作戦を選んでいるだけなのかもしれません。
「ガンガンいこうぜ」なのか。
「じゅもんせつやく」なのか。
それとも「めいれいさせろ」なのか。
正解は、まだよく分かりません。
いまも手探りです。
※これは2026年2月の記録です。


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