2026年10月30日、沖縄県のテーマパーク「ジャングリア沖縄」をめぐって、気になるニュースが報じられました。
来場者数が計画を大幅に下回り、運営会社の親会社が約173億円の赤字を計上。資金繰りが厳しくなり、新たな出資者を探しているというのです。
あのUSJの再建で知られる森岡毅さんが関わったテーマパークなのに、なぜこんな状況になっているのでしょうか。
僕はテーマパーク経営の専門家でもなければ、ジャングリアに行ったこともありません。
ただ、以前、新婚旅行で沖縄本島と宮古島を訪れた経験があります。
もし今、沖縄旅行を計画するとしたら、僕はジャングリアへ行くだろうか?
そう考えてみると、正直なところ、少し迷ってしまいます。
今回は、確認できたニュースや料金情報を整理しながら、一般の旅行者として感じたことを書いてみます。
結論:ジャングリアが面白くないとは思わない。でも今の僕なら迷う
最初に結論を書いておきます。
ジャングリアが面白いのか、面白くないのかは、実際に行っていないので分かりません。
ただ、今の僕が沖縄旅行を計画するなら、限られた旅行日程の中でジャングリアを優先するかというと、少し難しいところです。
沖縄へ行くなら、きれいな海を見たい。自然を楽しみたい。おいしい沖縄料理を食べたい。
そんな気持ちが強いからです。
もちろん、ジャングリアには沖縄の自然を生かしたアトラクションがあります。自然を楽しむこととテーマパークへ行くことは、必ずしも対立するものではありません。
それでも、わざわざ旅行中の一日を使って行きたいと思わせる決め手が、今の僕にはまだ足りないのかもしれません。
ジャングリア沖縄に何が起きている?2026年10月30日のニュース
ジャングリア沖縄は、2025年7月25日に開業した沖縄県北部の大型テーマパークです。
開発を主導したのは、マーケティング会社「刀」。USJの再建で知られる森岡毅さんが代表を務めています。
しかし、開業後の来場者数は当初の計画を下回り、経営面で厳しい状況が報じられています。
親会社が約173億円の赤字
2026年6月期の決算では、運営会社の親会社「ジャパンエンターテイメントホールディングス」が約173億円の最終赤字を計上しました。
ここで注意したいのは、173億円という数字は親会社の決算であり、ジャングリア単体の営業赤字を表す数字ではないということです。
9月25日の沖縄テレビの報道では、当初年間150万人を見込んでいた来場者数が、約100万人にとどまったと伝えられました。
一方、10月30日の読売新聞の報道では、併設する温浴施設を除いた初年度の入場者数は100万人を大幅に下回った模様だとしています。
来場者数には集計対象の違いがあるため、数字を単純に同一視することはできません。
いずれにしても、計画を下回る集客が経営上の課題になっていることは共通しています。
参考:沖縄テレビ・FNNプライムオンライン(2026年9月25日)
新しいスポンサーを探している
10月30日に那覇市で開かれた株主総会の継続会後、運営会社ジャパンエンターテイメントの加藤健史CEOが経営状況について説明しました。
読売新聞の報道によると、財務を安定させ、再成長に向けた計画を一緒につくる新たな出資者を探しているとのことです。
また、2026年4月には金融機関の一部から20億円の追加融資を受け、10月には沖縄振興開発金融公庫から30億円の融資を受けたと報じられています。
この30億円は、新スポンサーからの出資を前提とする、いわゆる「つなぎ融資」と位置付けられています。
つなぎ融資とは、簡単にいえば、次の資金が入るまでの間を支えるためのお金です。
ただし、赤字が出ていることと、直ちに倒産・閉園することは同じではありません。
今後、新しい出資者が見つかるのか、どのような経営改善が進むのかが重要になると考えられます。
USJを復活させた森岡毅さんが関わっていた
このニュースを見て、僕が最初に思い出したのが森岡毅さんです。
テレビで見たことがある、あの有名な人ではないかと思いました。
確か『カンブリア宮殿』で見たような記憶があります。
USJの復活について話していたのか、それとも別のテーマパークについてだったのか、記憶は少し曖昧です。
そこで経歴を確認してみました。
森岡さんはP&Gでマーケティングの仕事をした後、2010年にUSJへ入社。USJの経営再建に大きく貢献し、2017年にマーケティング会社「刀」を設立した人物です。
僕はHISからUSJへ移った人だったかなと思っていましたが、正しくはP&GからUSJという経歴でした。
また、『カンブリア宮殿』には2021年8月19日の出演記録があります。
ただし、それが僕の記憶に残っている放送回と同じかどうかまでは分かりません。
なお、ジャングリアの運営会社のCEOは加藤健史さんです。森岡さんは開発を主導した「刀」の代表であり、両者は別の立場です。
USJを復活させた実績のある人が関わっているだけに、ジャングリアへの期待も大きかったのだろうと思います。
だからこそ、今回の経営ニュースには驚きました。
新婚旅行で沖縄本島と宮古島へ行った思い出
ここからは僕自身の話です。
僕は新婚旅行で沖縄へ行きました。
正確な年は少し曖昧ですが、2012年ごろだったと思います。
沖縄本島と宮古島を巡る旅行でした。
沖縄本島ではレンタカーを借り、那覇周辺を観光したり、美ら海水族館の方まで足を延ばしたりしました。
バナナランド(王国)ような観光施設にも行った記憶があります。
途中で立ち寄った場所には、今となっては名前を思い出せないところもあります。
その後、飛行機で宮古島へ移動し、確か2泊3日ほど滞在しました。
もう十数年前のことなので、細かい旅程は曖昧です。
それでも、沖縄の自然や海を楽しんだ思い出は残っています。
僕にとって沖縄は、テーマパークを目当てに行く場所というより、沖縄そのものを楽しみに行く場所だったのです。
もし新婚旅行のときにジャングリアがあったら、行っただろうか?
ここが今回、僕が一番考えたことです。
もし新婚旅行をした当時、ジャングリア沖縄が存在していたら、僕は行ったでしょうか。
正直に言うと、微妙です。
テレビやネットで大人気だと紹介されていて、ものすごく面白そうなアトラクションがあれば、行ってみようかと思ったかもしれません。
でも、せっかく沖縄まで来たのだから、海を見たり、自然を楽しんだり、沖縄ならではの料理を食べたりしたい。
そんな気持ちの方が強かったと思います。
これはジャングリアの施設としての評価ではありません。
あくまで僕が沖縄旅行に何を求めているか、という個人的な好みの話です。
ジャングリアのチケットはいくら?家族旅行なら気になる金額
テーマパークを選ぶとき、やはり料金も気になります。
ジャングリアの公式サイトで確認できる国内在住者向けの主な料金は次のとおりです。
| チケット | 大人 | 子ども |
|---|---|---|
| 1Dayチケット | 6,930円 | 4,950円 |
| ふらっとチケット | 2,970円 | 1,980円 |
| 1Day+スパ | 9,240円 | 6,160円 |
※2026年10月30日時点で確認した税込料金。大人は12歳以上、子どもは4〜11歳。3歳以下は無料です。チケットによって体験できる内容や利用条件が異なります。
例えば、大人2人と4〜11歳の子ども2人で1Dayチケットを購入すると、合計23,760円になります。
これに沖縄までの交通費、宿泊費、食事代、現地での移動費などが加わります。
ただし、約3時間で楽しめる「ふらっとチケット」も用意されています。こちらは体験できるアトラクションに制限がありますが、短時間で立ち寄りたい人には選択肢になるでしょう。
料金だけで一概に高い、安いとは判断できません。
実際に体験できる内容と、それぞれの旅行予算によって評価は変わると思います。
僕ならUSJ、ディズニー、ポケパーク カントーにも行きたい
僕の家族にとって、テーマパークといえば、まず思い浮かぶのは東京ディズニーリゾートとUSJです。
もちろん、ほかにも気になる施設はあります。
例えば、愛知県のジブリパークやレゴランド・ジャパン。
そして、個人的にかなり行ってみたいのが「ポケパーク カントー」です。
これは、よみうりランド内にあるポケモンをテーマにした施設です。
僕はポケモンが好きなので、こちらはかなり興味があります。
こうして考えると、僕の場合は行きたい施設に優先順位があります。
USJやディズニーには、好きな作品やアトラクションなど、行きたいと思う理由があります。
ポケパーク カントーなら、ポケモンが好きだから行きたい。
では、ジャングリアはどうか。
沖縄の大自然を生かした施設という魅力は理解できますが、今の僕には、ほかの候補を差し置いて行こうと思えるほどの理由がまだ見つかっていません。
もちろん、これは僕個人の話です。
恐竜や大自然の中でのアクティビティが好きな人なら、ジャングリアの方が魅力的に映るかもしれません。
なぜジャングリアは苦戦しているのか?一般消費者として考えたこと
ここからは、報道で確認できた事実を踏まえた僕なりの疑問と考察です。
経営不振の原因を断定するものではありません。
沖縄旅行の目的は人によって違う
東京や大阪へ旅行する人の中には、最初からディズニーやUSJを目的にしている人もいるでしょう。
一方、沖縄には海や自然、食文化、離島観光など、さまざまな楽しみ方があります。
僕のように、テーマパーク以外を優先する旅行者もいるはずです。
そのような人に、旅行の日程を変更してでも行きたいと思わせるには、かなり強い魅力が必要なのではないでしょうか。
料金だけでなく旅行中の時間も重要
旅行には予算だけでなく、日数の制限もあります。
例えば沖縄に3泊4日で行くとして、ジャングリアに丸一日を使うなら、ほかの観光に使える時間は減ります。
だからこそ、旅行者は料金だけではなく、その一日でどれだけ満足できるかを考えると思います。
僕の場合、ジャングリアへ行くことでしか得られない体験がもっと具体的に伝われば、気持ちが変わる可能性はあります。
ネットの評判と実際の体験は別
開業後には、待ち時間やアトラクションの数、暑さ対策などについて厳しい声が報じられました。
一方、実際に楽しんだ人や、自然を生かしたアトラクションに魅力を感じた人もいるでしょう。
僕自身はまだ訪問していないため、ネット上の評判だけで施設の良し悪しを決めることはできません。
ただ、旅行先を決めるとき、そうした情報が判断材料になるのも事実です。
実際に行ってみた人の具体的な感想や、現在どのような改善が進んでいるのかは、今後も気になるところです。
それでもジャングリアには頑張ってほしい
今回のニュースを見て、僕がジャングリアに対して否定的な気持ちだけを持ったわけではありません。
沖縄に新しい大型テーマパークをつくるという挑戦そのものは、大きな事業だと思います。
施設で働く人たちもいますし、地域の雇用や観光への影響もあるでしょう。
ただし、地域にどれほどの経済効果が生まれているのかは、別途データで検証する必要があります。
今回の赤字がどこまで改善できるのか、新しいスポンサーが見つかるのか、今後の経営は簡単ではないのかもしれません。
それでも、将来、僕自身が「ジャングリアに行ってみたい」と思えるような施設になれば、それは素直にうれしいことです。
まとめ:沖縄旅行で「わざわざ行きたい」と思える場所になるか
2026年10月30日の報道では、ジャングリア沖縄が新たな出資者を探しながら、経営改善を進めていることが伝えられました。
USJ再建で知られる森岡毅さんが関わった大型テーマパークだけに、今後どうなるのか気になります。
僕は新婚旅行で沖縄本島と宮古島を訪れました。
その経験から考えると、沖縄にはテーマパーク以外にも楽しみたいことがたくさんあります。
もし今、沖縄へ行くとしたら、僕はジャングリアを旅程に入れるかどうか、まだ迷うと思います。
でも、だからといってジャングリアが面白くないと決めつけるつもりはありません。
行ったことがない僕が言えるのは、今のところ、ほかの観光を差し置いてまで行きたいという決め手がない。それだけです。
経営を立て直すには、資金面の改善はもちろん大切でしょう。
そして一般消費者の僕としては、「沖縄に行くならジャングリアにも行きたい」と思える魅力が、これからもっと伝わってくることを期待しています。
いつか沖縄を再訪したとき、今度はジャングリアにも行ってみようか。
そう思える日が来るといいですね。
※この記事は2026年10月30日時点の報道・公式情報をもとに作成しています。経営状況に関する情報と、筆者個人の旅行経験・感想を区別して記載しています。筆者はジャングリア沖縄を訪問していません。
もし僕が森岡毅さんの立場だったら、ポケモンの力を借りたい
ここからは、テーマパーク経営の専門家でもない、ごく普通のサラリーマンである僕の勝手な考えです。
もし僕がジャングリア沖縄の再建を考える立場だったら、思い切ってポケモンとの提携を目指すかもしれません。
ポケモンは日本だけでなく、世界中で知られている巨大なコンテンツです。
東京都のよみうりランドには「ポケパーク カントー」があり、USJでもポケモンを活用した新たな展開が話題になっています。
ちなみに、USJに将来ジョウト地方をテーマにしたエリアができるのではないか、というのは僕の勝手な予想です。公式に決まった話ではありません。
では、沖縄ならどうでしょうか。
僕だったら、『ポケットモンスター サン・ムーン』に登場するアローラ地方をテーマにしたエリアを考えます。
アローラ地方は、ハワイをモチーフにした南国の地方です。
沖縄とハワイはもちろん別の場所ですが、青い海や南国の自然というイメージには共通するものがあります。
ジャングリアの広大な敷地の一部を活用して、アローラ地方の街並みやポケモンたちの世界を再現する。
さらに、ポケモンGOのイベントなどを定期的に開催できれば、国内だけでなく海外のポケモンファンにも沖縄を訪れてもらうきっかけになるのではないでしょうか。
もちろん、株式会社ポケモンをはじめとする権利関係者との合意や、巨額の投資が必要になるでしょう。現在のジャングリアの資金繰りを考えれば、簡単に実現できる話ではありません。
それでも、僕がポケモンを推したい理由がもう一つあります。
子どもだけでなく、親も行きたいと思える可能性があることです。
ポケモンを遊んで育った世代が親になり、今度は自分の子どもと一緒にポケモンの世界を楽しむ。
僕自身もポケモンを遊んでいるので、もし沖縄にアローラ地方を再現したテーマパークがあったら、かなり気になります。
さらに、将来『サン・ムーン』のリメイク作品がNintendo Switch 2などで発売されることがあれば、再び注目される可能性もあります。ただし、リメイクの発売が決まっているという意味ではありません。
ジャングリアの魅力を高める方法は、もちろんポケモンだけではないと思います。
既存のアトラクションを改善したり、料金や待ち時間の問題を解決したりすることも大切でしょう。
それでも、沖縄旅行で「自然を楽しむか、テーマパークに行くか」と迷う人に対して、「沖縄に行ったら、あのポケモンの世界にも行きたい!」と思わせる理由を作れるのではないでしょうか。
ポケモンとの提携が本当に可能なのか、採算が合うのか、僕には分かりません。
ただ、新婚旅行で沖縄を訪れたことがあり、今もポケモンを楽しんでいる一人のサラリーマンとしては、そんなジャングリアがあったら行ってみたいと思います。
以上、テーマパーク経営とは無縁の一般消費者による、勝手な再建アイデアでした。


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