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ポケモンの「強い」って何?SVから始めたアラフィフが思ったこと

ボクシンググローブと雷・炎・水のエフェクトがぶつかる対戦イメージ 実体験・レビュー

僕がちゃんとポケモンを遊び始めたのは、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』からです。

それまでポケモンにほとんど興味がありませんでした。

妻は初代の『緑』からポケモンをやっていて、結婚してからも新しいポケモンが発売されると、

「新しいの出るから買いたい」

と言って遊んでいました。

それでも僕は見向きもせず。

その後、子どもが生まれて、今度は子どもが「ポケモン バイオレットをやりたい」と言い始めました。

そこでバイオレットを購入。

4人兄弟なので、一人がやり始めると当然ほかの子もやりたくなります。

結局バイオレットをもう1本買い、妻もやりたいということでスカーレットも購入。

それでも僕はまだやっていませんでした。

そんな僕が、あるとき、

「なんかやるゲームないな」

となりました。

ドラクエやモンハンなど、ゲーム自体はいろいろ遊んできました。

そこで、家にあるしやってみるかと、何となく始めたのがポケモン スカーレットでした。

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最初は「レベルが高いポケモン=強い」と思っていた

ポケモンの知識は、ほぼゼロ。

ただ、ゲームはいろいろやってきたので、

「まあ、何とかなるだろう」

くらいに思っていました。

そして僕の中にあったRPGの基本は、

レベルが高い=強い。

これです。

レベルを上げて、強い技を覚えて、相手の弱点を突けば勝てる。

ポケモンもそんな感じだと思っていました。

タイプ相性も最初に分かっていたのは、本当に基本的なものだけです。

炎には水。

水には電気。

水・炎・草の関係。

その程度。

だから基本的には、

「レベル上げて、抜群の技を当てたら何とかなるだろう」

という感じで進めていました。

ところが、何も考えずに進めていると、途中で普通に勝てなくなりました。

ジムだったのか、ヌシだったのか、もう細かいところまでは覚えていません。

ただ、

「どう考えても、このポケモンじゃ勝てないぞ」

となったことは覚えています。

そこで初めて、

ポケモンって、レベルだけじゃないのか?

と思い始めました。

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ラウドボーンに格闘技が効かなかった衝撃

今でも印象に残っている出来事があります。

僕が最初に選んだポケモンはホゲータでした。

ホゲータは進化して、最終的にラウドボーンになります。

あるとき格闘タイプの相手と戦っていて、ラウドボーンを出しました。

すると相手が攻撃してきたのに、

効かない。

当時の僕からすると、

「え?」

です。

ダメージが少ないんじゃない。

攻撃そのものが効かない。

そのとき妻に言われました。

「ラウドボーン、ゴーストタイプだから」

そこで初めて、

「あ、そうなんだ」

と。

ラウドボーンは炎だけではなく、ほのお・ゴースト。

そして格闘タイプの技はゴーストタイプには効かない。

今なら普通に分かります。

でも当時の僕には、

「相性によっては攻撃そのものが無効になる」

ということが衝撃でした。

レベルが高いとか、攻撃力が高いとか、その前の話です。

当たらないものは当たらない。

「ポケモン、思っていたより複雑だな」

と思い始めた出来事の一つでした。

攻撃と特攻って違うの?

遊んでいるうちに、さらに知らないことが出てきます。

「こうげき」がある。

「とくこう」もある。

防御にも「ぼうぎょ」と「とくぼう」がある。

最初は、

何でこんなに分かれてるんだ?

という感じでした。

物理技と特殊技があって、ポケモンによって得意な方も違う。

さらに努力値というものがあって、自分である程度能力の伸ばし方を決められる。

個体値というものまである。

ストーリーを進めると個体値を確認できるようになり、すごいとっくんで能力を補うこともできる。

持ち物もあります。

最初は、

「持ち物なんて、そんなに大した意味ないだろ」

くらいに思っていました。

でも対戦を始めると、全然そんなことはありませんでした。

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素早さって、本当に速い方から動くんだ

個人的に面白かったのが「すばやさ」です。

最初はドラクエの感覚があったので、何となく速い方が先に動きやすい、くらいのものだと思っていました。

でもポケモンでは基本的に、素早さの関係で行動順が決まる。

もちろん優先度のある技やトリックルームなど例外はいろいろあります。

でも、

「数値1つの違いで先に動くか後に動くかが変わる」

という世界がある。

対戦をやり始めると、この1回先に動けることが、とんでもなく大きいことも分かってきました。

最初は「眠らせたら強いんじゃない?」とも思っていた

状態異常についても、最初は単純でした。

「あくびとかで眠らせたら強いんじゃない?」

くらい。

相手が動けないなら、その間に攻撃すればいい。

それはそれで間違いではないのでしょうが、僕の場合はそこまで深く考えていたわけでもありません。

結局、

レベルを上げる。

抜群を取る。

強い技を使う。

それで何とかストーリーを進めていました。

対戦を始めると「1匹の強さ」ではなくなってきた

その後、対戦もするようになりました。

SVではペリッパーを使って雨を降らせたり、ブリジュラスを使ったり、おいかぜを使ったり。

いわゆる雨パーティーのような構築も使っていました。

いろいろ試して、それなりに勝てることもありました。

でも対戦を始めると、

「このポケモン強い!」だけでは済まない

ことが、だんだん分かってきます。

同じポケモンでも技が違う。

持ち物が違う。

努力値が違う。

隣にいるポケモンも違う。

ダブルバトルなら、2匹をどう組み合わせるかでも全然違う。

そして最近はPokémon Championsでも対戦するようになりました。

世界大会で優勝した構築を実際に使ってみたりもしています。

でも、同じ6匹を用意したからといって、同じように勝てるわけではありません。

当然なんですが、実際に自分で使ってみるとよく分かります。

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「まもる」を破る技が、こんなに面白いとは思わなかった

以前の僕だったら、技を見るときはまず威力を見ていたと思います。

威力が高い。

抜群が取れる。

だったら強い。

ところが対戦をやっていると、それだけではありません。

特に印象に残っているのが、「まもる」を突破するという考え方です。

僕自身、SVで対戦していたころにも「まもる」を突破できる攻撃の強さを感じたことがありました。

そしてWCS2026の決勝。

相手の「まもる」を「フェイント」で解除して、そこから攻撃を通す。

あの場面が僕にはものすごく印象に残りました。

なぜあんなに面白かったのか。

今考えると、自分自身がポケモンを始めたころとは、「強い技」の見方が変わっていたからなのかもしれません。

単純に威力が高い技だけが強いわけじゃない。

威力が低くても、その場面で必要なら勝負を決める技になる。

じゃあ結局、「強いポケモン」って何?

ここまで遊んできて、

「じゃあ、あなたが思う強いポケモンって何ですか?」

と聞かれたら。

正直、

分かりません。

今でも分からない。

「こいつ絶対強いやん」

と思うポケモンにも弱点があります。

能力が高くても、相性が悪い相手はいる。

強い技を持っていても、先に倒されたら使えない。

「まもる」で防がれることもある。

その「まもる」すら突破されることがある。

ダブルバトルなら、1匹ではなく隣に誰がいるかでも変わります。

だから今は、

「絶対にこのポケモンが強い」という正解がないこと自体が、ポケモンの面白さなんじゃないか

と思っています。

SVから始めて、それがポケモンの面白さだと思うようになった

最初は、

「レベル上げて、抜群当てたら勝てるだろ」

でした。

それが今では、タイプ、特性、努力値、個体値、持ち物、素早さ、技、味方との組み合わせまで考えるようになりました。

それでもまだ分からないことだらけ。

でも逆に、

何年遊んでも「まだ分からない」が残っている。

アラフィフになってから始めても、まだ「これどういうこと?」が次々出てくる。

何年遊んでも、まだ知らないことがある。

僕にとっては、それがポケモンをここまで遊び続けている理由の一つなのかもしれません。

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