中古車に付けた「車選びドットコム保証 EGSプラス」は、本当に故障したときに使えるのでしょうか。
私の車は、停車中やアイドリング中だけエアコンから冷たい風が出ず、走り出すと冷えるという症状が出ました。
加入していたのは、車選びドットコム保証 EGSプラス・国産車プレミアム・3年です。QRコードから保証修理を申請した結果、原因はファンの故障。点検と修理はすべて保証内で、自己負担は0円でした。
ただし、手続きは分かりやすいとはいえません。今回の申請では基本的にWebフォームを使う必要があり、希望した修理工場にも受け入れてもらえませんでした。
この記事では、実際に入力した申請項目、修理工場の決まり方、修理完了までの日数、無料代車の有無、利用して分かったメリットと欠点を順番に紹介します。
先に結論:申請のしにくさには不満が残りましたが、点検・修理が保証内で完結したため、今回は「加入していて良かった」です。
私が加入しているEGSプラスの契約内容
私の契約内容は次のとおりです。
| 項目 | 契約内容 |
|---|---|
| 保証名 | 車選びドットコム保証 EGSプラス |
| 対象 | 国産車 |
| プラン | プレミアム |
| 保証期間 | 3年間 |
| 保証開始日 | 2024年9月※日 |
| 保証終了日 | 2027年9月※の前日 |
名称に「保険」と付いている商品ではなく、正確には中古車の修理保証サービスです。ただし、日常会話では「中古車保険」と呼ぶ人もいると思います。
カーセンサー保証みたいなジャンルです。
公式案内では、EGSプラスにはライト・スタンダード・プレミアムの3プランがあり、現在のプレミアムプランは幅広い部品を保証すると説明されています。
保証対象や条件は契約時期・車種・契約書によって異なる可能性があるため、最終的には自分の保証書を確認してください。
故障の症状|停車中だけエアコンが冷えない
今回の症状は、次のようなものでした。
- 停車中やアイドリング中は冷たい風が出ない
- 走り出すと再び冷える
- エアコンの風自体は出ている
- 走行できない状態ではない
調べた段階では、電動ファン、ラジエーターファンコントローラー、コンデンサー、コンプレッサーなど複数の原因が考えられました。
実際に修理工場で点検してもらった結果、原因はファンの故障でした。修理店から説明された部品名を、この記事では「ファン」と記載します。
EGSプラスの公式サイトにも、「エアコンから冷たい風が出ない」という症状でコンプレッサーを交換し、11万5,000円の修理費が0円になった事例が掲載されています。私の場合はコンプレッサーではなくファンでしたが、エアコン関係の故障が実際に保証修理の対象になることを確認できました。
EGSプラスの保証修理を申し込んだ方法
加入時にもらったQRコードから申請
保証修理の入口は、加入時にもらった案内に記載されているQRコードでした。スマートフォンで読み取り、Webフォームから故障内容を申請します。
今回、私はWebフォームに沿って手続きを進めました。電話で状況を伝えるだけで受付が終わる仕組みではなく、入力項目も多いため、ここが一番面倒に感じた部分です。
申請前に準備しておくもの
途中で慌てないように、次のものを手元に用意してから始めるのがおすすめです。
- EGSプラスの保証書・契約情報
- 車検証または自動車検査証記録事項
- 車台番号、契約番号、ナンバープレート情報のいずれか
- ODOメーターに表示されている現在の走行距離
- 不具合の発生日と症状のメモ
- 車両やメーター、不具合箇所の写真
- 修理見積書がすでにある場合はその画像
特に走行距離は必須項目でした。ODOメーターに表示されている数字を、間違えないように入力します。
Web申請フォームで入力した項目
実際のフォームでは、主に以下の内容を入力・選択しました。
1.申請者と契約者の情報
- 個人または法人
- 保証契約者との関係
- 契約者本人
- 契約者の家族
- 販売店または修理工場
- その他
- 契約者の氏名(漢字)
- 姓名のふりがな
個人で購入した自分の車について申請する場合は、「個人」「契約者本人」を選ぶ形になります。
2.車両情報
- 自動車またはバイク
- 国産車または輸入車
- メーカー
- 車種
- 年式
- 車台番号・契約番号・ナンバープレート情報のいずれか
- 現在の走行距離
- カスタム・改造歴の有無
本人確認に使う車両情報は三つから選べましたが、フォーム上では車台番号が推奨されていました。
3.不具合情報
- 傷・へこみ・破損など、外的要因を伴う損傷か
- 現在走行できるか
- 走行可能
- 走行不可
- 分からない
- 不具合内容の選択方法
- 症状から選ぶ
- 部位から選ぶ
- 警告灯から選ぶ
- 不具合発生日
- どんな状況で発生するか
- 発生頻度
- その他の備考
- 修理見積書の有無
私はエアコンの原因部品が分からなかったため、**「症状から選ぶ」**を選択しました。
症状を選ぶ画面では、ハンドル周辺、パネル・ペダル、その他の車内設備、エンジンルーム、タイヤ・足回り、車両前方、車両後方、ドア周辺、ハイブリッド・運転支援機能、該当なしなどから絞り込みます。
原因部品が分からない段階で、利用者に場所を選ばせる作りは少し迷いました。「エアコンが冷えない」のように、実際に起きている症状を詳しく備考欄へ書くのが重要です。
4.画像の添付
フォームでは、車両外観、自動車検査証記録事項など、各種写真の添付を求められました。
すべてが必須表示だったわけではありませんが、審査や車両確認を進めやすくするため、準備できる写真は添付した方がよいと思います。個人情報や車台番号が写るため、ブログやSNSへ載せる写真とは分けて扱いましょう。
一番分かりにくかった「希望修理工場」の選択
申請で一番戸惑ったのが、希望修理工場の選択です。
フォームでは、おおむね次の候補から選択する形でした。
- 保証契約者の住所付近にある修理工場
- 車を購入した店舗
- 自分で希望するその他の修理工場
- 地図から探す
初めて利用する人は、「どこの工場を選べばよいのか」「いつも利用している店で直せるのか」が分かりにくいと思います。
私は最初に、以前故障したときに持ち込んだ修理店を希望しました。しかし、その店は依頼が多く、今回は受け入れできないとのことでした。
その後、保証会社から連絡があり、自宅から近い指定修理工場へ持ち込むよう案内されました。
結果的には、指定された工場で診断から修理まで対応してもらえました。希望工場が必ず選ばれるわけではなく、店の受け入れ状況や保証会社との調整によって、別の工場を案内される場合があるようです。
申請から修理完了までの流れと日数
今回の流れを時系列でまとめると、次のようになります。
| 日付 | 対応内容 |
| 2026年7月24日 | 保証会社へ連絡・Web申請。同日に指定工場へ持ち込み |
| 7月24日以降 | 工場で点検。ファンの故障と判明 |
| 2026年7月30日 | 保証による修理が完了 |
| 2026年7月31日 | 車を引き取り。すべて完結 |
連絡した7月24日から修理完了までは6日、引き取りまでは7日でした。
部品の在庫、工場の混雑、保証審査の進み方によって日数は変わるため、誰でも1週間で終わるとは限りません。しかし、今回は夏場のエアコン故障としては比較的スムーズに解決したと思います。
点検費・修理費は保証内で自己負担0円
今回は、故障診断のための点検とファンの修理がEGSプラスの保証内で処理され、自己負担はありませんでした。
保証対象外と判断された場合や、事故・傷・へこみなどの外的要因、故障予防を目的とした部品交換などは、同じように無料になるとは限りません。
また、保証対象になるかは修理工場の判断だけではなく、工場からの情報を基に保証会社が審査します。自分の判断で先に修理を進めず、必ず保証会社の受付と承認を通してから作業してもらうことが重要です。
代車は無料だったが、保証内容とは限らない
修理中は、工場から代車を無料で貸してもらえました。
無料代車を用意している修理店は珍しくないかもしれませんが、今回案内された店で借りられたのは助かりました。夏場に家族で使う車が1週間近くなくなると困るため、正直かなりラッキーだったと思います。
ただし、これはEGSプラスが必ず無料代車を保証しているという意味ではありません。代車の有無、料金、車種、貸出期間は、案内された修理工場へ事前に確認してください。
今回は修理工場のあくまでご厚意でした。本当に感謝です!!
EGSプラスを実際に使って感じたメリット
点検から修理まで自己負担なしで終わった
最大のメリットはこれです。保証料を払っていても、故障時に対象外になれば意味がありません。今回は原因となったファンが保証対象となり、点検と修理の費用がかかりませんでした。
購入店以外の近くの工場を案内してもらえた
最初に希望した店では受け入れてもらえませんでしたが、それで手続きが止まるのではなく、保証会社から別の修理工場を案内されました。
たまたま無料の代車を借りられた
これは工場側のサービスですが、修理期間中も生活への影響を抑えられました。保証会社が案内する工場を選ぶ際は、代車の有無も重要です。
実際に使って感じた最大の欠点
Web申請が分かりにくい
私が一番不満に感じたのは、故障時の申請です。
今回の手続きではQRコードからWebフォームへ入り、多数の車両情報や不具合情報を入力しました。故障で困っているときに、原因部位、走行可否、発生頻度、希望修理工場などを自分で選ばなければならず、初めての人には負担が大きいと思います。
スマートフォンやWeb入力が苦手な人、電話で相談しながら全部決めたい人には、かなり相性が悪い保証です。
公式情報ではコールセンターなどのサポートも案内されていますが、少なくとも私が2026年7月に行った故障受付は、QRコードからのWeb申請が中心でした。
修理工場を自由に決められるとは限らない
行き慣れた工場を希望しても、工場の混雑や受け入れ条件によって利用できない場合があります。今回も最初の希望店は使えず、保証会社から指定された別の工場へ持ち込みました。
修理前には保証会社との調整が必要
一般的な自費修理のように、いつもの店へ持ち込み、その場で「直してください」と頼むだけでは進められません。保証会社への申請、工場の決定、診断、保証審査という段階があります。
EGSプラスはどんな人に向いている?
実際に使った感想から、向いている人と向いていない人を分けると次のようになります。
| 向いている人 | 向いていない人 |
| 中古車の高額修理に備えたい | 電話だけですべて済ませたい |
| Webフォームへ自分で入力できる | 修理工場を必ず自分で指定したい |
| 手続きに多少時間がかかっても修理費を抑えたい | ディーラー保証と同じ手軽さを期待する |
| 保証書や走行距離などを管理できる | 小さな異音なども無条件で対応してほしい |
手続きの快適さを最優先するなら、正直おすすめしにくいです。一方で、入力の手間を許容でき、保証対象になったときの修理費を重視するなら、コストパフォーマンスは悪くないと感じました。
EGSプラス保証修理で注意したいこと
今回の経験から、特に重要だと思った点をまとめます。
- 保証書とQRコードをなくさない
- 車台番号とODOメーターの走行距離を確認してから申請する
- 症状が出た日、状況、頻度をメモしておく
- 症状が分かる写真や動画を撮っておく
- 希望工場で必ず修理できるとは考えない
- 代車の有無と料金は工場へ確認する
- 保証会社の承認前に勝手に修理を進めない
- 保証対象・対象外は自分の契約書を基準に確認する
今回のような「停車中だけ冷えない」症状は、走り出すと一時的に冷えるため、そのまま乗ってしまいがちです。しかし、エアコン以外の冷却にも関係するファンが故障している可能性があります。水温警告灯の点灯や水温上昇がある場合は運転を続けず、早めに整備工場へ相談してください。
よくある疑問
EGSプラスは電話だけで申し込める?
私が2026年7月に保証修理を申し込んだ際は、加入時にもらったQRコードからWebフォームへ入り、車両情報と不具合情報を入力しました。電話だけで受付が完結する流れではありませんでした。契約や状況によって案内が異なる可能性があるため、保証書に記載された窓口も確認してください。
エアコンのファン故障は保証対象になる?
私が加入している国産車プレミアム3年では、今回のファン故障が保証対象となり、点検・修理とも自己負担なしでした。ただし、事故などの外的要因や保証対象外部品が原因の場合は適用されない可能性があります。
修理工場は自由に選べる?
希望工場を申請できますが、必ず受け入れてもらえるとは限りません。私の場合、以前利用した工場を希望しましたが受け入れ不可となり、保証会社から近くの別工場を案内されました。
修理には何日かかった?
7月24日に連絡・持ち込み、7月30日に修理完了、7月31日に引き取りました。連絡から引き取りまで7日です。故障内容、部品の入荷、工場の混雑状況によって変わります。
代車は無料?
今回は修理工場が無料で貸してくれました。ただし、EGSプラスの保証として必ず無料になるとは限りません。持ち込む前に工場へ確認する必要があります。
まとめ|手続きには、少し不満、でも今回は入っていて良かった
車選びドットコム保証 EGSプラスの国産車プレミアム3年を実際に利用し、停車中だけ冷えなかったエアコンを修理しました。
- 原因はファンの故障
- 2026年7月24日に連絡・持ち込み
- 7月30日に修理完了
- 7月31日に引き取り
- 点検費・修理費は保証内で自己負担0円
- 代車は修理工場が無料で用意
- 希望工場は利用できず、保証会社指定の近隣工場で対応
Web申請は入力項目が多く、希望修理工場の選択も分かりにくいものでした。電話で簡単に済ませたい人には、かなり使いにくい保証だと思います。
それでも今回、エアコンのファン故障を自己負担なしで直せたのは大きなメリットでした。申請のしやすさには不満がありますが、私の正直な感想は、**「今回は入っていて良かった」**です。
※本記事は、2026年7月に筆者が実際に保証を利用した体験に基づいています。契約内容や受付方法、対象部品、修理工場、代車の扱いは契約時期や車両、地域によって異なる場合があります。保証適用の可否は、保証書と保証会社の審査結果を確認してください。
おまけ
このセレナではないですが、依然2回買い替え前のセレナもエアコンが故障で
その時はコンプレッサーが故障で交換無料でした。
リビルド品でしたが、とりあえず3年間安心して乗れるのは、中古車選びでも、少し心に余裕が生まれます。
その時も、カーセンサー保証の1番上の保険に入っていました。

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